あなたの“骨年齢”は何歳ですか?
現在、日本では約500万人もの骨粗鬆症の患者様がいるといわれています。
また性別にみると女性に多く50代で21%、60代で48%、70代で67%、80代ではなんと84%もの高率です。
最近では、若い女性の無理なダイエットが、骨粗鬆症につながるという報告もあります。
骨粗鬆症とはそのような病気なのか?
骨にはタンパク質やリンなどとともに、たくさんのカルシウム(骨重量の約50%)が含まれています。
しかし、骨に含まれるカルシウムなどの量(骨量)は若年期をピークに年齢とともに減っていきます。
そして骨量が減少すると、骨の中の構造が壊れ、骨は非常にもろい状態になり、折れやすくなります。
この状態が骨粗鬆症です。
骨粗鬆症には、老化によるものの他に、成長期や出産後などに起こるものもあります。
骨粗鬆症になりやすい生活スタイル
- 魚や牛乳などのカルシウムを含む食事をとらない方
- 偏食しがちな方
- からだを動かすことが少ない方
- カルシウムの吸収を妨げる過労やストレスの多い方
[骨粗しょう症になると・・・]
- 骨折しやすくなる
- 寝たきりの原因になる
- 背中が曲がり、腰が痛くなる
顎骨骨壊死の問題および、歯周病治療の経過に対しても、従来は目視のみでしか確認できなかった骨密度が明確になることで、正しく診察することが可能となりました。
また、インプラント手術の際に、骨量を数値と算出することで正確な診断を行う事も出来ます。
[ビスフォスフォネート製剤を処方されている方へ]
骨粗しょう症やその他の骨代謝疾患、乳がん等で注射、点滴 または飲み薬としてビスフォスフォネート製剤を処方されたことがある方、又は現在処方されている方は、必ず事前に院長にその旨お申し出下さい。
ビスフォスフォネート製剤の副作用として、抜歯等の外科処置後に、稀に慢性骨髄炎や骨壊死を引き起こすことがあります。